少林寺拳法には投げ技である柔法と突き蹴りの剛法があります。これらの技法をより深める修練法として、功守(攻撃を仕掛ける攻者と攻撃を仕掛けられた際に自分の身を守る守者)を決めて行うものを『運用法』といいます。大会では少年部はヘッドギア、一般はフェイスガード、胴(ボディープロテクター)、グローブを着用して競技します。攻撃範囲は少年部は胴への突き蹴りのみ、一般は上段への突き、胴への突き蹴りとなります。日頃練習で培った突き、蹴り、受け、相手との攻撃間合いやスピードなどが発揮されるもので、実践に適しており練習でも取り組んでいます。